中古iPhoneでも安心!バッテリーを長持ちさせる7つの実践テク
「最近、中古でiPhoneを買ったけど、バッテリーの減りが早い気がする…」
中古iPhoneを手に入れたものの、新品に比べてバッテリーの持ちが気になる、という方は少なくないでしょう。
せっかくお得にゲットしたiPhoneですから、できるだけ長く快適に使いたいですよね。
実は、iPhoneのバッテリーは使い方次第で寿命を大きく延ばすことができます。
この記事では、中古iPhoneユーザーの皆さんに向けて、今日からできる“バッテリーを長持ちさせる方法”を具体的に解説します。
バッテリーの基礎知識から、劣化を防ぐ実践テクニック、いざという時の対処法まで網羅しているので、ぜひ最後までご覧ください。
中古iPhoneのバッテリー、実際どのくらい持つの?
中古iPhoneのバッテリー状態を把握することは、賢く使うための第一歩です。
まずは、iPhoneのバッテリー寿命の基本的な考え方と、お手持ちのiPhoneの状態を確認する方法を見ていきましょう。
iPhoneバッテリーの寿命は「充電回数」で決まる
iPhoneに搭載されているリチウムイオンバッテリーは、消耗品です。
Appleによると、iPhoneのバッテリーは「フル充電サイクルを500回繰り返した時に、本来の容量の最大80%を維持できるように設計」されています。
フル充電サイクルとは?
バッテリー残量0%から100%まで充電して1回とカウントするのではなく、使用したバッテリー容量の合計が100%に達するごとに1回とカウントされます。
例えば、バッテリーを75%使用し、その後満充電したとします。
翌日に25%を使用した場合、合計100%(75% + 25%)を使用したことになり、これで1充電サイクルが完了したことになります。
つまり、充電回数が増えるほど、バッテリーは少しずつ劣化していくのです。
中古iPhoneの場合、前の所有者の使用状況によって、この充電回数が異なり、それが現在のバッテリー持ちに影響しています。
中古スマホの「最大容量」チェック方法(設定 → バッテリー → バッテリーの状態)
では、お使いの中古iPhoneのバッテリーは、現在どのくらいの性能を維持しているのでしょうか?
これは「バッテリーの最大容量」という形で確認できます。
最大容量とは、新品時と比較してバッテリーが蓄えられる電力の量を示す指標です。
以下の手順で簡単に確認できます。
- iPhoneの「設定」アプリを開きます。
- 下にスクロールして「バッテリー」を選択します。
- 「バッテリーの状態と充電」をタップします。
- 「最大容量」の項目にパーセンテージが表示されます。
この数値が100%に近いほどバッテリーの状態が良いと言えます。
一般的に、この最大容量が80%を下回ってくると、バッテリーの減りが早くなったと感じやすくなり、交換を検討する目安となります。
中古スマホを購入する際も、この「最大容量」は必ずチェックしたいポイントの一つです。
バッテリーが劣化する主な原因とは?
バッテリーの寿命は充電回数だけでなく、日々の使い方によっても大きく左右されます。
知らず知らずのうちにバッテリーに負担をかける行動をしていないか、チェックしてみましょう。
充電しながらの使用(寝ながら動画など)
「寝る前に充電ケーブルを挿して、そのまま動画を長時間見続ける…」
これは多くの方がやりがちな行動かもしれませんが、バッテリーにとっては大きな負担です。
充電しながらiPhoneを使用すると、バッテリーが充電と放電を同時に行うことになり、内部で熱が発生しやすくなります。
特に動画視聴やゲームなど、CPUに負荷のかかるアプリを長時間使用すると、バッテリー温度が上昇し、劣化を早める原因となります。
高温・低温の環境下での使用
iPhoneのバッテリーは、極端な温度環境に非常に弱いです。
Appleが推奨するiPhoneの適切な動作温度範囲は0℃~35℃です。
-
- 高温環境: 真夏の車内への放置、直射日光が当たる場所での使用、負荷の高いアプリの連続使用などは、バッテリーを高温状態にし、不可逆的なダメージを与える可能性があります。
バッテリーの容量が永久に失われてしまうこともあるため、特に注意が必要です。
- 高温環境: 真夏の車内への放置、直射日光が当たる場所での使用、負荷の高いアプリの連続使用などは、バッテリーを高温状態にし、不可逆的なダメージを与える可能性があります。
- 低温環境: 寒すぎる場所では、一時的にバッテリーの持ちが悪くなることがあります。
これはバッテリー内部の化学反応が鈍くなるためで、適切な温度に戻れば性能も回復することが多いですが、極端な低温はバッテリーに負荷をかけます。
0%・100%の状態で長時間放置
バッテリー残量を0%のまま放置したり、常に100%の状態で充電し続けたりすることも、バッテリーの劣化を促進します。
-
- 0%での放置(過放電): バッテリー残量が完全に尽きた状態で長期間放置すると、「深放電」という状態になり、バッテリーが充電できなくなる可能性があります。
- 100%での長時間放置(過充電): リチウムイオンバッテリーは満充電に近い状態が続くと、バッテリー内部にストレスがかかりやすくなります。
iPhoneには過充電を防ぐ機能が搭載されていますが、それでも100%の状態で長時間接続し続けるのは避けた方が賢明です。
特に、就寝中に一晩中充電しっぱなしにする場合は、後述する「最適化されたバッテリー充電」機能を活用しましょう。
サードパーティ製の粗悪な充電器使用
安価な非純正品の充電器やケーブルの中には、品質が低いものも存在します。
これらの製品は、適切な電圧や電流を供給できなかったり、安全保護機能が不十分だったりする場合があります。
粗悪な充電器を使用すると、バッテリーに過度な負荷がかかり、発熱や劣化の原因となるだけでなく、最悪の場合、iPhone本体の故障や事故につながる危険性もあります。
充電器やケーブルは、Apple純正品か、Appleが性能基準を満たした製品に与える「MFi認証(Made for iPhone/iPad/iPod)」を受けた製品を選ぶようにしましょう。
iPhoneのバッテリーを長持ちさせる実践テク7選
ここからは、中古iPhoneのバッテリーを少しでも長く、快適に使うための具体的な実践テクニックを7つご紹介します。
今日からすぐに取り入れられるものばかりですので、ぜひ試してみてください。
① 充電は20%〜80%の範囲をキープする
リチウムイオンバッテリーにとって最も負担が少ないのは、残量が20%~80%の間にある状態だと言われています。
常に100%まで充電したり、0%になるまで使い切ったりするのを避け、こまめに充電するのが理想的です。
とはいえ、常にこの範囲を意識するのは難しいかもしれません。
iPhoneには「バッテリー充電の最適化」という機能があり、これをオンにしておくと、ユーザーの充電パターンを学習し、バッテリーが80%を超えてからの充電を緩やかにし、フル充電の時間をできるだけ短くしてくれます。
設定方法: 「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」→「バッテリー充電の最適化」をオン
② 画面の明るさを自動に設定
iPhoneのディスプレイは、バッテリー消費の大きな要因の一つです。
画面が明るいほど、より多くの電力を消費します。
画面の明るさを「自動調節」に設定しておけば、周囲の明るさに応じてiPhoneが自動的に画面の明るさを調整してくれるため、無駄なバッテリー消費を抑えられます。
設定方法: 「設定」→「アクセシビリティ」→「画面表示とテキストサイズ」→一番下にある「明るさの自動調節」をオン
また、コントロールセンターから手動で明るさを少し下げるだけでも効果があります。
③ 低電力モードを活用する
バッテリー残量が少なくなってきた時や、今日はあまりiPhoneを使わないなという時に活用したいのが「低電力モード」です。
このモードをオンにすると、メールの取得、Appのバックグラウンド更新、自動ダウンロード、一部のビジュアルエフェクトなどが制限またはオフになり、バッテリー消費を大幅に抑えることができます。
バッテリー残量が20%になると低電力モードにするかどうかの通知が表示されますが、コントロールセンターに低電力モードのボタンを追加しておけば、いつでも手軽にオンオフを切り替えられます。
コントロールセンターへの追加方法: 「設定」→「コントロールセンター」→「低電力モード」の横にある「+」をタップ
④ バックグラウンド更新をオフにする
多くのアプリは、使用していない間もバックグラウンドでコンテンツを更新したり、位置情報を取得したりしています。
これは便利な機能である一方、バッテリーを消費する原因にもなります。
あまり使用しないアプリや、常に最新情報を取得する必要のないアプリは、バックグラウンド更新をオフにすることで、バッテリーの節約につながります。
設定方法: 「設定」→「一般」→「Appのバックグラウンド更新」
ここで、全体のオンオフを切り替えるか、アプリごとに個別に設定できます。
「Wi-Fi」または「Wi-Fiとモバイルデータ通信」を選択することも可能です。
⑤ Wi-Fi・Bluetooth・位置情報を必要時だけONに
Wi-Fi、Bluetooth、位置情報サービス(GPS)は、オンになっていると常に電波を探したり情報を送受信したりするため、バッテリーを消費します。
使用していない時はオフにしておくのが賢明です。
-
- Wi-Fi: Wi-Fi環境がない場所ではオフにする。
-
- Bluetooth: イヤホンやスピーカーなど、Bluetooth機器を使用しない時はオフにする。
- 位置情報サービス: 常に位置情報を必要としないアプリは、「許可しない」または「このAppの使用中のみ許可」に設定する。
位置情報サービスの設定方法: 「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」
ここで、全体のオンオフやアプリごとの許可設定を変更できます。
⑥ iOSは最新に保ちつつ、自動アップデートはオフ
Appleは定期的にiOSのアップデートをリリースしており、これには多くの場合、パフォーマンスの改善やバッテリー効率の最適化が含まれています。
そのため、iOSは常に最新の状態に保つことが推奨されます。
ただし、「自動アップデート」をオンにしていると、意図しないタイミング(例えば、バッテリー残量が少ない時やWi-Fi環境がない時など)でアップデートが始まり、バッテリーを大きく消費してしまう可能性があります。
おすすめの設定:
-
- iOSのアップデート: 「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」から手動で確認し、Wi-Fi環境下でバッテリー残量に余裕がある時に行う。
- 自動アップデート: 「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」→「自動アップデートをカスタマイズ」で、「iOSアップデートをダウンロード」はオンにしつつ、「iOSアップデートをインストール」はオフにしておくか、夜間など都合の良い時間帯に設定する。
⑦ 純正またはMFi認証ケーブルを使う
前述の通り、充電器やケーブルはバッテリーの健康に直結します。
Apple純正品、または「MFi認証 (Made for iPhone/iPad/iPod)」ロゴが付いた製品を選びましょう。
AppleのMFiプログラムについて (外部リンク)
MFi認証製品は、Appleが定める性能基準をクリアしているため、安心して使用できます。
安価な非認証品は、最初は問題なく使えても、徐々にバッテリーにダメージを与えたり、iOSのアップデートで使えなくなったりするリスクがあります。
長くiPhoneを愛用するためにも、充電アクセサリー選びは慎重に行いましょう。
中古iPhoneユーザーが知っておくべき注意点
中古iPhoneを快適に使い続けるためには、いくつかの注意点も押さえておく必要があります。
バッテリー最大容量が80%を切っていたら交換を検討
先ほど確認した「バッテリーの最大容量」。
この数値が80%を下回ると、バッテリーの持ちが悪くなったと体感しやすくなります。
Appleもこの80%をバッテリー交換の一つの目安としています。
もしお使いの中古iPhoneの最大容量が80%に近い、あるいは下回っている場合は、バッテリー交換を検討するタイミングかもしれません。
バッテリーを新品に交換することで、購入当初のような快適なバッテリー持ちを取り戻せる可能性があります。
バッテリー交換費用の目安(Apple公式・非公式)
iPhoneのバッテリー交換は、Apple StoreやApple正規サービスプロバイダで行うのが最も安心です。
費用はモデルによって異なりますが、おおよそ以下の範囲が目安となります(2024年5月時点の一般的な情報であり、最新の正確な料金はApple公式サイトでご確認ください)。
- Apple公式での交換費用:
- 比較的新しいモデル (iPhone X以降など): 約10,000円~15,000円程度
- 古いモデル (iPhone 8以前など): 約7,000円~10,000円程度
- AppleCare+に加入している場合は、バッテリーの最大容量が80%未満になった際に無償で交換できる場合があります。
iPhone のバッテリーサービス – Apple サポート (日本) (外部リンク)
また、Apple非公式の修理業者でもバッテリー交換は可能で、一般的に費用は公式よりも安くなる傾向があります。
しかし、非公式の修理業者を利用する場合、使用されるバッテリーが純正品でない可能性や、修理後にAppleの保証対象外となるリスク、修理技術のばらつきなどがある点に注意が必要です。
メリット・デメリットを比較検討し、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
「設定リセット」で動作が軽くなることも
バッテリーの減りが早いと感じる原因が、実はソフトウェアの一時的な不具合である場合もあります。
そのような時は、「すべての設定をリセット」を試してみると、動作が軽くなり、バッテリー消費が改善することがあります。
「すべての設定をリセット」とは?
壁紙、Wi-Fiの設定、パスコード、通知設定などが初期状態に戻りますが、写真やアプリ、連絡先などのデータは消えません。
実行手順:
- 念のため、事前にiPhoneのバックアップを取っておくことを強く推奨します。
- 「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「リセット」
- 「すべての設定をリセット」を選択し、パスコードを入力して実行します。
ただし、これはあくまで対処法の一つであり、バッテリー自体の物理的な劣化が進行している場合には効果が限定的です。
それでもバッテリーが持たないときは?
ここまで紹介した方法を試しても、どうしてもバッテリーの持ちが改善しない場合は、バッテリー自体が寿命を迎えている可能性が高いです。
Appleのサポートを受けるか、バッテリー交換を検討
まずはAppleのサポートに相談してみるのが良いでしょう。
オンラインや電話でのサポート、またはApple StoreのGenius Barで専門家による診断を受けることができます。
診断の結果、バッテリーの劣化が確認されれば、交換を勧められます。
Apple サポートへのお問い合わせ (外部リンク)
中古iPhoneの場合、購入店によっては独自の保証が付いている場合もありますので、そちらも確認してみましょう。
バッテリーの交換タイミングとサイン(急な電源OFFなど)
バッテリー交換を検討すべき具体的なサインとしては、以下のようなものが挙げられます。
- バッテリーの最大容量が80%を下回っている
- 充電の減りが異常に早い(例:フル充電しても半日持たない)
- iPhoneが突然シャットダウンする
- 特定のアプリを使用すると急激にバッテリーが減る
- バッテリー残量の表示が不安定(急に増えたり減ったりする)
- iPhone本体が異常に熱くなることがある
- パフォーマンスが低下していると感じる(アプリの起動が遅いなど)
これらの症状が頻繁に見られるようになったら、バッテリー交換を真剣に考える時期と言えるでしょう。
まとめ:中古でも使い方次第でバッテリーは長持ちする!
今回は、中古iPhoneのバッテリーを長持ちさせるための実践テクニックや、劣化の原因、対処法について詳しく解説しました。
「中古スマホだからバッテリーが持たないのは仕方ない…」と諦める前に、まずは設定や充電習慣を見直すことから始めてみてください。
小さなことの積み重ねが、バッテリーの寿命を大きく左右します。
- 充電は20%~80%を意識する
- 画面の明るさやバックグラウンド更新を最適化する
- 高温環境を避ける
- 純正またはMFi認証の充電アクセサリーを使う
これらのポイントを押さえるだけで、バッテリーへの負担は大きく軽減されます。
中古で購入したiPhoneも、使い方次第でまだまだ現役で活躍してくれます。
今日からできることを実践して、お気に入りのiPhoneを2年、3年と長く快適に使い続けていきましょう!


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